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R.I.B. (Rigid Hull Inflatable Boat)?

R.I.B. (Rigid Hull Inflatable Boat)?

リブとは、リジットハルインフレータブルボートの略称です。すなわち、FRPやアルミで作られたリジッド(硬い)なハル(艇体)に、インフレータブル(膨らませることの出来る)なチューブを、その周りに取り付けたボート。というタイプのボートを意味します。従来、日本ではゴムボートという呼称で、折りたたみ式で空気を入れてボートの形になり、木やアルミの底板を取り付ける可搬性と収納性の高い軽便なボートというイメージです。

勿論このタイプのインフレータブルボートも諸外国にも普及しています。リブもインフレータブルボートの一つのタイプですが、その走行性能は目覚しいもので、最初は軍用や救難救命など、極限の状態にある海上にでもその使命を達成できる特性が評価され、ミリタリー・プロフェッショナル使用でその歴史は始まりました。この事情は日本でも同じです。しかしながらヨーロッパを中心にこのリブの安全性と高い走行性能をプレジャーボーティングでも使用しない手は無いとばかりに、一般でも広く使われています。日本では、先のプロフェッショナル利用や、セーリングチームの救助艇などの利用に普及していますが、まだまだ一般的な遊びでの利用は遅れています。

リブの高性能の秘密は、船底部には通常のパワーボートと同様なV型の船型を持ち、高速滑走では、周囲の空気チューブはほとんど水面には接していません。しかしながら急激な高速での旋回時や、高い波浪の中での走行状態では、大きな浮力を持つチューブが艇の安定性を大きく支えます。高波がコクピットに打ち込み艇体内に大量の波が滞留しても、その安定性は崩れず、また沈み込む事も無いので、余裕を持って走行を続けられます。通常のパワーボートでは走りきれないような強風、高波浪の海に遭遇しても走りきる事が可能なのです。また、停船時でも左右のチューブの浮力によって高い安定性があります。

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